提灯(ちょうちん)自動谷折り機
提灯の和紙に折り目をつけながら畳む工程をオートメーション化することで、人にしかできない作業に時間と技術を費やせる環境を実現
- 【使用機器】
- 直角座標系ロボット
サーボモータ
- 【対応範囲】
- 設計、制作、搬入設置、配線工事、教示、試運転
伝統工芸はほとんどが手作業であり、需要に対して供給が間に合っていない状態。工程の一部に自動機を導入することで、生産性を向上させ、人にしかできない作業に心を込めたい。
課題
- 手作業のため生産性が悪い
- 省人化ができない
- 人にしかできない作業に手をかけることができない
提案
- 提灯の和紙に折り目をつけながら畳む工程をオートメーション化
- センサー取付で、7種の提灯サイズを識別・自動調整
- 生産履歴とサイクル履歴のデータを見える化
結果
- 作業時間を90%短縮
- 谷折り作業にかかる人員を削減
- 人にしかできない技術の必要な作業に手をかけれらる